87年の歴史に幕を。
-『小学五年生』と『小学六年生』がまもなく休刊-
すでに朝刊にも書かれていたので、知っている方も多いと思うのですが
昨夜、こんなニュースが飛び込んできました。
http://www.asahi.com/culture/update/1026/TKY200910260317.html
このところの少子化と出版不況で
子供雑誌が売れなくなっていることは、なんとなく理解していたのですが
ついにここまで来てしまったか、という感じでしょうか。
これらの雑誌は、
1922年の
小学館創業と同時に創刊されたのですが
特に、
小学五年生と小学六年生は
小学校高学年は趣味の多角化が進み、男女の性差が顕著で、情報も細分化している。
学習、生活など幅広く網羅する編集方針が時代の変化に合致しなくなっていた。
とのこと。
となると、学研の
科学と
学習も気になるところですが
『学習』はすでに、年4回の季刊になっているんですね。知りませんでした。
自分が幼い頃に毎月、楽しみにしていて
しかもそれが、自分たちの下の世代まで与え続けられると思っていたもの。
そんな“昭和からの資産”が87年間の使命を終え、姿を消しつつあります。
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